「異常気象」2018.08.01

 猛暑が続いています。そんな中、また6月末には九州北部・中国四国地方という広範囲を
豪雨が襲いました。被災された方々の気持ちはいかばかりかと思うと、もう居ても立っても
いられません。心からお見舞い申し上げ、できうる支援を続けたいと思います。
 このところ地震、豪雨、40度を超える猛暑、それによる森林火災などの自然災害が国内
だけでなく世界中のあらゆる場所で起こっています。WMO 世界気象機関は、少なくとも
過去1万年は見られなかった速さで森林の焼失や乾燥による樹木の枯死が進んでいると発表
しました。私たちの命の源である地球の悲鳴が聞こえるようです。人類だけでなく、この星
に暮らすすべての生き物の危機だと感じるのは私だけでしょうか?過去数十年の経験や統計
は役に立たない状況になっています。自分だけは大丈夫などと慢心せず、早めの備えが大切
です。
 
 胸がザワつく話はこれくらいにして、先のサッカーワールドカップで日本中を熱くさせて
くれた日本代表。それぞれの選手たちが決意に満ちた目で素晴らしい戦いを見せてくれまし
た。帰国後の本田選手の「清々しい(きよきよしい)」発言も、それでいい !? と思える
ほどです。彼がその間違いを潔く認めたところはまさに清々しいものでした。
 この清々しい(すがすがしい)は、日本固有の大和言葉です。「しののめ」「あけぼの」
「たおやか」「おかげさま」「せせらぎ」「おもてなし」「おぼろ」「松の葉」などなど
美しい言葉が日本にはたくさんあります。時代と共に失われる言葉もあり、また新しい言葉
が生まれるのは当然のことかもしれませんが、大和言葉には人の心を穏やかにさせる力があ
ると言われます。いにしえの人たちが大切にしてきた価値観がこれらの言葉に反映されてい
るからです。例えば「すごく、超」→『いたく、この上なく」、「結局」→『つまるところ』、
「だいたい」→『おおむね』、「ちょっと」→『いささか』などに変えるだけで豊かなコミ
ュニケーション表現が広がります。そしてこれらの価値観を心の片隅に置いておくことで、
人に対する柔らかい眼差しを持ち続けることにつながる気がします。
 
 さて、今回の動物の話ですが以前紹介した犬型ロボット「アイボ」を開発したソニーが、
本物の犬とアイボの共生実験を哺乳類動物学者、今泉忠明先生の監修のもと行い結果を発表
しました。犬は最初は警戒して吠えたり噛んだりしていましたが、共同生活を続けるうちに
警戒心や嫌がらせ行動を止めて、一緒に遊んだり眠ったりという行動をとり始めたというの
です。さらに、実験が終わりアイボを引き離すと寂しがって探したりしたそうです。なんと
犬は、行動が未熟なアイボに対して自分より弱い存在と順位づけ、群れの一員として受け入
れたのです。社会性を持ち自分よりも弱い存在を認め受け入れる犬の包容力と優しさ。見習
うものがあるようですね。
 犬を愛してやまない私にとっては素敵なニュースでした。

 
 
                            by 福岡のHandsome Woman

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