「百花繚乱」 2018.03.01

 大寒波に襲われた日本列島にもようやく春の兆しが訪れてきました。
「冬来たりなば 春遠からじ」つらい時期を耐え抜けば幸せな時期は必ずやってくると
いう、イギリスの詩人シェリーの「西風に寄せる歌」の一節です。
 
 平昌オリンピックは、この言葉を思わせるような心揺さぶられるシーンの連続でした。
大きな怪我に耐えて見事な演技で世界中を魅了した王者、羽生結弦。共に切磋琢磨した
親友を亡くし友の分までと努力して、前回の雪辱を晴らした小平奈緒。特に彼女には
品格を感じます。そして、勝者たちがまず口にしたのがすべてに対する「感謝」。
やはり一流の人間はこれを決して忘れず表します。
 メダルを手にした選手だけではありません。人間の能力も、その能力を伸ばすテクノ
ロジーも、メディアの情報発信力にもすべてに「進化」を感じた大会でした。小平選手
も帰国後の会見で「百花繚乱」という言葉を使って表現しましたが、そんな「進化」を
最前線で体現してくれたすべてのオリンピアンたちに、心からの拍手を送りたいと思い
ます。
 そして3月9日から開催されるパラリンピック。毎回疑問に思うのが、なぜオリン
ピックと同時開催しないのかということです。多々ある物理的課題を知恵と工夫で乗り
越え、同時開催が本来の姿ではないかと私は思うのですが、近い将来実現されることを
期待します。
 
 さて今回の犬のお話ですが、今年1月11日(わんわんの日)にソニーのAI犬型ロボ
ット「アイボ」が復活しました。初代から20年、新型のこのロボット犬は、初代からす
ればかなり進歩しています。例えば、背中のセンサーは撫で方を細かく検知して飼い主
の感情を察知し、学習します。そして鼻先のカメラや尾尻のカメラで自分の位置や前方
の障害物を把握。飼い主の行動や反応の影響を受けて成長変化していくというのが、
この新型「アイボ」の最大のコンテンツだそうです。
 ほほぉ~、なるほど。こちらの反応で学習し成長していくというその特徴は犬そのも
の。愛犬を看取って犬のいない生活に少し寂しさを感じていた矢先だったので、ちょっ
と心惹かれるものがありました。
 しかし、喜びを体中に表して走り回るあの美しい姿。ふわふわの体を撫でる心地よさ、
共に歩く散歩の楽しさ、寄り添うぬくもり・・・。
 命あるものと暮らす醍醐味はAIではまだまだ表現できません。
そして、それこそが犬の最大の魅力なのだと改めて感じているところです。
 
 
                       by 福岡のHandsome Woman

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