「I Have a Dream」2018.06.01

 6月に結婚する花嫁は幸せになると言われる「ジューン・ブライド」。
これはヨーロッパが起源でローマ神話の女神ユノに由来しているとされます。
女神ユノは結婚や出産、育児を司る神で、このユノが守っているのが6月なのだそう
です。
 

 幸せな花嫁といえばつい先日、イギリス王室で華やかなロイヤルウエディングが
行われました。エリザベス女王の孫であり王位継承6位であるヘンリー王子とアフリカ系
米国人を母に持つ女優メーガンさんの結婚式です。あの格式高い英国王室がこの結婚を
容認したことは、これまでになかった多様性、包容性を意味し、人種の共存が進むべき
グローバル化といえます。
 くしくも今年は黒人の公民権運動の指導者であり、1964年のノーベル平和賞受賞者
「マーティン・ルーサー・キング牧師」の没50年。彼が1963年に20万人を超える大衆
の前で行った「I Have a Dream」(私には夢がある)の演説はアメリカを代表する
名演説として今も語り継がれています。演説後半に繰り返されるI Have a Dream の
フレーズは原稿を置いて即興で語られたといいます。
 最近テレビでその演説の様子を見る機会がありました。キング牧師のその信念に満ち
た力強い魂の叫びは時空を超えて私の胸に突き刺さり、身体中に電撃が走りました。
 彼は言います。「私の4人の子供たちが肌の色ではなく、人格そのもによって評価
される国にしたい。肌の色も宗教も超えて共に手を取り合う日を夢見る・・・」
 今でも世界中で男女や性、職業、病気、身体の不自由、貧富などなど無意識の差別や
ヘイストピーチが横行しています。キング牧師のこの魂の声を私たちはもっと真摯に
受け止めなければならないのではと思います。銃弾に倒れたその日の演説で彼は「私の
生きている間に私の夢は実現しないかもしれない」と言いました。それから50年、もし
彼が生きていたら、今回のロイヤルウエディングをどんな思いで見たでしょうか・・
 

 さて、今回は犬の「しつけ」に一言。犬に「しつけ」をして思い通りに動かしたいと
いうことを時々聞きます。では人間の親が子供に「しつけ」をするのは何のため?
子供が社会で幸せに生きていけるようにするためで、決して自分の思い通りに動かす
ためではないはずです。犬も同じ。支配ではなく、人間社会で生きていかなければ
ならない彼らに人間社会のルールを教え、危険から守り、拘束されず自由にさせるため
です。
 犬にものを教えるのは根気と時間が必要ですが、それでコミュニケーションがとれ、
犬の精神状態は安定します。何よりお互い共に暮らすことが楽しくなるのです。
 犬を飼うことをファッションの一部にしたりするのは愚の骨頂です。
 
 
                       by 福岡のHandsome Woman

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