「向かうべき未来」2018.10.01

 またまた北海道地震、そして大型台風。どこに住んでいようと、抗う事の出来ない自然
現象に私たちは右往左往するばかりです。しかし、未来に向かってここから学ぶことも多
いと感じています。以前の災害でお世話になったからと、お返しボランティア。ひたすら
支援のために集まるボランティア。毎回全国から寄せられる善意の義援金。
他人ごとではないと感じる人も前よりは増えたようです。復興支援の在り方もさまざま。
無理せず、考えを巡らせて自分にできることをできる範囲でやり続けたいと思います。
 大事なのは被害にあわれた方の状態や気持ちを想像して、何が必要なのか、自分に何が
できるかを考えること、そしてそれを行動に起こすことです。ひとりひとりがそれをすれ
ば大きな力になって向かうべき「未来」を創るのだと思います。
 

 向かうべき未来といえばもうひとつ。大坂なおみ選手の全米テニス制覇です。
彼女が子供の頃から憧れていたという女王セリーナ選手を打ち破って優勝という、その闘
志と快挙は勿論ですが、帰国後のインタビューで私はますます彼女のファンになりました。
アイデンティティーをどう受け止めているか?という記者の質問に、「深く考えることは
ありません。私は私と思っている」と答えたのです。実にキュートであっぱれ!彼女が
「何ジン」であるかを決めるのは他人ではなく彼女自身であり、決める必要もありません。
容姿や言語、しぐさなどでいちいち「ガイジン」だ「日本人らしい」などと言及すること
自体がナンセンスです。彼女の言う通り「私は私」。
 日本の文化やソウル(魂)を自分の根っことして誇りを持つことは大切ですが、それを
超えて、「何ジン」にこだわらず「地球人」として多様性を認める社会でありたいのです。
 このトップアスリートの活躍で、差別や偏見が溶ける未来が訪れることを願います。
 

 動物がおかれた環境でも未来を考えたいことが起こりました。
神奈川県の江の島で行われたヨットセーリングのワールドカップ開会式のことです。
参加選手や関係者が集まる新江の島水族館でイルカのショーが行われ、国際統括団体が
「容認できない」と表明。開会式に参加したイギリスのメダリストは「我々は環境に優し
いセーリングの選手のはずなのに」という感想を漏らしました。イギリスでは、25年前か
らイルカにとって充分なスペースがない水族館での飼育は禁止になっています。世界的に
もその流れはトップトレンドなのです。
 動物のおかれる環境について私たちも考えていかなければ先進国とはいえないのではな
いかと強く思います。
 

「国家の尊厳と品格は、その国の動物がどう扱われているかをみれば容易に判断できる」
                            マハトマ・ガンジー

 
 
                       by 福岡のHandsome Woman

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